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自分の中に引き出しが
出来てきたのを感じる
小笠原電気株式会社
でんきびと 藤村守
1.営業職から身体を動かしてものを作る仕事へ

-こんにちは。よろしくお願いします。

(藤村)
こんにちは。よろしくお願いします。

-小笠原電気で働いて何年になりますか?

(藤村)

6年です。以前は電気工事の仕事とは全く異なる不動産会社で営業と建物管理をしていました。

-転職した理由は何ですか。

(藤村)

以前は県外で働いていましたが地元で暮らすことになって転職しました。
結婚して家族が出来て、定年まで続けられる仕事を探してみようとした時、身体を動かして何かを作る仕事が自分に向いているのでは?と思いました。

-転職して難しかったことは何ですか?

(藤村)
前職での仕事の考え方や進め方が、電気工事の仕事とは全く違うものだったので、自分の中でリセットするのは難しかったですね。

-知識や技術はどのようにして身につけたのですか?

(藤村)
まずは先輩たちを真似することから始めました。
自分なりに調べて、やってみて、教えてもらって、修正しての繰り返しですね。

-教えてもらいやすい環境でしたか?

(藤村)
そうですね。
幸い、先輩方が出し惜しみせずに教えてくれる環境だったので、助かりました。
ただ、言葉ではなかなか理解できないこともあるので、やってみて覚えることしかない場合もありました。

-仕事の面白さを感じたのはいつ頃ですか?

(藤村)
2~3年経ってからですね。
頭だけでは理解できなかったことを実際にやってみて、頭の中でも理解できて、全体がつながってきて初めて、仕事が面白いと思えるようになりました。
今は、すごく面白い仕事だと思います。

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2.自分の中に引き出しが出来てきたのを感じる

-小笠原電気での仕事で充実感を感じるのはどのような時ですか。

(藤村)
今、ひとつの現場の管理を任せてもらって、仕事の段取りをする役割をしています。
全体のスケジュールから材料の調達、職人さんの調整等、様々なことを段取りして、期日までに納めることができた時に、すごく充実感があります。

-最初は、自分の作業で手一杯だったのが、人・材料・時間まで組み合わせて完成させていくのはすごいことですね。

(藤村)
複雑なパズルを組み立てていくような感覚はありますね。

それを、自分だけでなく、みんなで組み立ててやっていくのは面白いです。
電気工事は達成すべき目標が明確で、逆算して積み上げていける仕事だと思います。
頑張って仕事をした分だけ、結果が積みあがっていくのは魅力の1つかなと思います。

-難しいことも多いと思いますが、どうやって乗り越えていくのですか?

(藤村)
社長を始め、先輩方にもたくさん相談しています。
とにかく相談ですね(笑)

-経験を重ねていくとマンネリになることはないですか?

(藤村)
小笠原電気は、様々な電気工事をしているので、同じ仕事はないです。
得られた経験や知識を、別の現場で使うことで解決できることがたくさんあります。

-自分の中に引き出しが出来てきたのを感じますか?

(藤村)
感じます。
引き出しが出来てくると、仕事のスピードが上がっていくことも知りました。

先輩方にはさらに多くの引き出しがあり、自分ももっとできるようになりたいです。

-先輩方に教えてもらうコツを教えてください。

(藤村)
自分の場合ですが、全くわからない場合は「教えてください」とストレートに言います(笑)
7~8割わかる場合は「こういう状態ですが、この後はどうしたらいいですか?」「一緒にやってもらえませんか?」と言うようにしています。
そうすると、具体的に教えてくれるので、自分でやってみるようにしています。

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3.コミュニケーションが安全と品質に影響する

-お話しをうかがうと、コミュニケーション量が多い仕事ですね。

(藤村)
そうですね。小笠原電気は、特にコミュニケーション量が多いですね。
コミュニケーションが無いと、作業の危険が高まり、命にかかわることもありますから、入社したばかりの頃は「声を出せ!」と指導されました。
自分も意識的に声をかけています。

-声をかけるのが、会社の文化でもあるのでしょうね。

(藤村)
現場に出始めた頃は「ここまで細かく確認するの?」と思いましたし、「言わなくてもわかるよ」と思いましたが、経験を重ねてきて、その重要性がすごくわかります。
コミュニケーションは安全面だけでなく、工事の品質にも関わってきますね。

-これからの目標は何ですか?

(藤村)
ベテランの先輩方のようになりたいです。
まずは「技術・知識・経験の引き出し」を多くしたいです。
それと「仕事への考え方・責任感」をもっと高めたいです。

-仕事への考え方・責任感は、何に影響するのですか?

(藤村)
仕事の品質の高さに繋がっていると思います。
自分だと「これで大丈夫」と思った仕事でも、先輩が見るとレベルに達していないことがあります。
先輩方は、もっと高いレベルが見えていますから、自然と高い品質の仕事になるのだと考えています。

-会社全体に、仕事の質を高めることが出来る環境があるように感じます。

(藤村)
その環境はありますね。
そして、一人でなくチームで仕事が出来る環境もあるので、新しいことにチャレンジ出来ます。

-電気工事士という仕事を選んで良かったですか?

(藤村)
大変なこともありましたが、良かったです。
転職する時は、今のような気持ちや責任感で電気工事の仕事をするようになるとは想像していなかったです。
電気工事には「まちの電気屋さん」「一人で黙々と仕事をする職人の仕事」というイメージしか持っていませんでした。こんなに多くの人とコミュニケーションを取って、チームで仕事をするとは思っていなかったです。

-定年まで続けたい仕事ですか?

(藤村)
はい。技術的にも奥深くて、幅広い仕事だと実感しています。また、自分に合っている仕事だと感じています。これからも勉強して、電気工事士としてレベルアップしていきたいです。
そう思えるのも、小笠原電気の職場の雰囲気が良くて、仕事の質がすごく高いレベルにある会社だからこそだと思います。

-電気工事のプロ集団のすごさを感じました。ありがとうございました。

(藤村)
ありがとうございました

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